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何でもQ&A
段ボール箱の形には、どんなものがありますか?2003.09.16

ダンボール箱には、商品の種類と同じくらいさまざまな形状とサイズがあります。
しかも、元々の名称がA式、B式、C式などのアルファベットになっていることや、オーダーメイドが多いことから、どんな形なのか実物を見ないと、初心者にはなかなかイメージできません。
そのため、メーカーごとに通称を付けて呼んでいますが、業界で統一されていないために、初心者にはよけいに分かりにくくなっています。
ここではなるべく一般的な呼び方で説明します。

箱の代表的な形状

A式(みかん箱タイプ、薄切り型、0201型)
201ダンボール箱と言えばA式というくらいに、一番よく目にするダンボール箱です。抜き型は使いません。
箱の中央で合わさるフラップ(耳の部分)を、ガムテープなどで貼り合わせて使います。

箱に強度があるので、かなりの重量物にも使えます。また、コンパクトに収納できるため、置き場所にも困りません。
抜き型が不要なので、オーダーメイドでも比較的安価に作ることができます。
×このタイプは小さな商品、薄っぺらな商品には不向きです。
それは、製造機械によって最小幅が決められてしまうため、例えば高さ5cm以下のような小さな箱は作ることができません。また、作ることができる場合でも、左右のフラップに重なり(2重になる部分)ができます。
×テープを使った梱包なので、再梱包する時に見た目が悪くなります。

ここがポイント!
既製品(定番品)がたくさんあり、価格も安いので、サイズと購入ロットを確認しながら、自分に一番あったものを見つけましょう。
いろいろなサイズの商品を扱っている方は、少し高さのあるものを選んでおいて、商品によって箱の高さを調整するといいでしょう。


B式(差し込み式)
箱のふた面、底面ともにテープを使わずに閉じることができるタイプで、抜き型を使って作ります。
閉じ方によって、キャラメル箱のふたのような差し込み型、4辺のフラップを組み合わせて底にする底組型、ケーキ箱のふたのような取っ手型などがあります。
差し込み型には、さらに舌状のロックが付いて、かってに開きにくくしたタイプもあります。
底組型には、あらかじめ糊付けをしてワンタッチで組み立てられるようにしたタイプもあります。
他にも、ふた面または底面をA式にしてテープで止めるようにしたタイプ、2枚のダンボールを組み合わせることで抜き型を不要にしたタイプなどもあります。

繰り返し簡単に開閉ができるため、商品の内箱や化粧箱に多く利用されています。
抜き型を使って作るため、小さな箱でも作ることができます。
他の形状に比べ、やや強度が劣るため、比較的軽いものの梱包に使います。
×オーダーメイドの場合、抜き型代が必要となりますので、小ロットでは高価なものになります。

ここがポイント!
初めのうちは、既製品(定番品)から適当なものを選び、隙間には緩衝材を詰めるようにするといいでしょう。
箱に商品名を付けたい場合には、カラープリンターを使ってラベルをタックシールに印刷して貼りつけたり、プリントゴッコを使って必要な数だけ箱に印刷するといいでしょう。


C式(弁当箱タイプ、テレスコープ型)

ふたと本体が別々になるタイプで、継ぎしろはホッチキス止めまたは糊付けします。抜き型は使いません。側面が2重になるため強度もあり、重量物にも耐えられます。
厚さの薄い箱に適しており、ふたを開けたとき商品が見やすいのが特徴です。

開閉が非常に簡単で中身も見やすいため、ギフト商品やセット商品の詰め合わせ用の箱としてよく利用されます。
商品の損傷を防ぎ、中身を美しく見せるため、仕切り板や専用のパットを作る必要があります。
×組み立てた状態で輸送、保管することが多いため、輸送コスト、保管コストが高くなります。
×2つの箱を作ることになるため、他の形式に比べて2倍近いコストがかかります。

ここがポイント!
商品は内容だけでなく、美しく見せることがとても大切です。商品内容が固まったときに、既製品(定番品)の箱に合わせたパットを準備しておくといいでしょう。
販売量が少ないうちは、厚紙を山折・谷折して、パットを手作りすることもできます。


N式(組み立て式)
一枚のダンボールを組み立てるだけで箱にするタイプです。抜き型を使います(?)。
左右や手前のフラップを折り曲げて2重にした部分を”額”と言い、その額の有無によって額なし、額手前、額左右に分かれています。額の部分は2重になるため強度が増し、見た目も非常にきれいになります。薄型の箱に適しています。

繰り返し簡単に開閉ができ、見た目もとても美しいため、果物の化粧箱などに多く利用されています。
未使用時には1枚の四角い板となっているため、輸送や保管に便利です。
商品の損傷を防ぎ、中身を美しく見せるため、専用のパットを作る必要があります。
×オーダーメイドの場合、抜き型代が必要となりますので、小ロットでは高価なものになります。

ここがポイント!
商品は内容だけでなく、美しく見せることがとても大切です。販売量が少ない間は、C式(弁当箱タイプ)などを使い、販売量が増えてから、専用の箱をオーダーメイドするといいでしょう。


タトウ式(ヤッコタイプ、メール便タイプ、文庫式、組み立て型、0401型)

401ダンボールの前後左右のフラップを折りたたむだけでできるタイプで、継ぎしろがありません。抜き型は使いません。合わせ面をテープで貼るだけで簡単に仕上がります。
厚みがあまり無く軽量のものの梱包に使われます。
フラップが長めになっていて、内容物によって厚みを変えられるタイプもあります。

封筒では折れ曲がりが心配なものの梱包に使います。大切な本やCDなどの梱包に適しています。
×継ぎしろが無く、折りたたんでテープで止めるだけなので、厚物、重量物の梱包には適しません。
×継ぎしろが無いため、内容物が見えたり、箱の中に水滴が入ることがあります。安全のため、内容物をシートや袋であらかじめ包装しておく必要があります。

ここがポイント!
厚さ2p以内、長辺40cm以内、3辺計70cm以内、重さ1kg以内であれば、宅配業者のメール便を利用することができます。宅配便、小包に比べて送料が格段に安くなりますから、検討の価値があります。
重量と厚さが重要なポイントです。なるべく軽くて薄く、しかも丈夫なものを選びましょう。




パッキン・ラボへのお問い合わせはこちらまでどうぞ。
MAIL : info@packin-lab.com (担当/岩田和己)


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